Bravi
『大人の旅 Bravi』
発行日: 年4回(Vol.10まで発行された) 発行所: 昭文社 サイズ: 297×235mm
「上質を知る大人のための」旅雑誌。Bravi(ブラーヴィ)とは、イタリア語で賞賛を表すための感嘆詞。
Bravo(ブラーヴォ/男性へ)Brava(ブラーヴァ/女性へ)の活用形で、Braviは、オーケストラなど複数の場合に用いる。
Vol.2より、中身の本文に関しては、ほぼ全体のディレクションとレイアウトを担当。Vol.4からは、表紙デザインも担当。
情報の羅列や単なる旅行ガイドブックではなく、充実した記事と高品位な写真を通して、“旅の感動”を伝えることを目指した旅行誌。
特集記事については、全体の流れを重視し、構成からページ割り、写真のセレクトまで、“ディレクション”しました。
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『大人の旅 Bravi』 Vol.4 Autumn 2007

なお、画面では分かりづらいかもしれませんが、中央の「迷宮保存版」というキャッチは、私が思いつきで加えたものです。

早朝のプラハの広場を撮ったドラマチックな写真。
タイトルを全面に配し、“特集感”を強調。

荘厳華麗な「市民会館」の建物。特集の導入部として、
扉に続き、写真を見開き断ち落としで使用。

左ページはプラハの裏通り。ぶら下がっているのは、人ではありません。オブジェです。

特集のテーマが「迷宮散歩」なので、路地裏や街の情景写真を散らし、
“迷宮感”が出るように配置してみました。

トラムと言うそうです。
右下の写真は、男の子がカメラ目線で可愛かったので、
読者にもちょっと印象に残るように、わざとこの位置に配置してみました。

満月も入って幻想的。
旅行誌に相応しい感動的な写真だと思い、大きく使用しました。


ガラリと雰囲気を変えたコラムページ。

キリヌキを使ったレイアウト作業は、基本的には好きですが、どこかで意識的にストップしないと、
いつまでも作業に没頭していることがあります。

テーマに合わせてレイアウトのテイストも変えてみました。右の写真は、トイレのドア。
右が男用、左が女用。面白いので、トップに持ってきました。

男性と犬が丁度いい位置に立っています。
(こういう写真は、使わないと損した気分になります)。

ひとつの特集の中でも、見出しに変化をつけたり、レイアウトもいろいろな
バリエーションを用いています。

取材に行った編集者からもらったプラハのおみやげです。
せっかくなので使用させてもらいました。

カフェの紹介ページですが、活気のある誌面にしようと、人の写真をあえて目立つように入れました。特にコーヒーをサーブする女性の写真は、
笑顔が素敵で、見出しの内容にもピッタリかなと思い、この位置に。
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『大人の旅 Bravi』 Vol.5 Winter 2008












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『大人の旅 Bravi』 Vol.6 Spring 2008
















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『大人の旅 Bravi』 Vol.7 Summer 2008











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『大人の旅 Bravi』 Vol.8 Autumn 2008















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『大人の旅 Bravi』 Vol.9 Winter 2009












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『大人の旅 Bravi』 Vol.10 Spring 2009












